NYダウ アップル株下落などで4日続落
4日のアメリカ・ニューヨーク株式市場では、アメリカの利上げへの警戒感やアップルの株価が下落続きであることなどが相場全体を押し下げて、ダウ平均株価は4日連続で値を下げた。
4日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は前日の終値からさらに47ドル51セント下げて、1万7550ドル69セントで取引を終えた。ダウ平均株価平均は4日連続で下落。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も9.83ポイント下げて5105.55となった。
4日はアメリカの金融政策を決める連邦公開市場委員会(=FOMC)の委員の1人が、新聞のインタビューで9月の利上げに前向きな発言をしたことで市場に警戒感が強まった。また、アップルが中国の景気減速で販売が伸びず、時計型の端末アップルウオッチの販売も思わしくないと見られていることから株価の下落が続いており、株式相場を押し下げた。市場関係者は、「中国株の動きは一時的に上がっても、この先の不透明感が強い」と話している。