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NYダウ33ドル反落 中国株安など警戒

2015年8月19日 7:16
NYダウ33ドル反落 中国株安など警戒

 アメリカ・ニューヨーク株式市場は18日、小売り大手の決算内容が思わしくなかったことに加えて中国の株安への警戒感が強く、4日ぶりに下落した。

 18日、ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は前日の終値より33ドル84セント安の1万7511ドル34セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は32.35ポイント安の5059.35となった。

 この日は、発表された7月の住宅着工件数が前月より増えて高い水準を記録したことで、市場では買い注文が集まった。ただ、大手小売りの「ウォルマート」が発表した5月から7月期の決算の内容が思わしくなく、業績見通しを下方修正したことで小売りへの不安が広がり売り注文も相次いだ。

 こうした中、中国の株安が市場全体に重くのしかかっている。18日も下落していてニューヨーク株式市場でも警戒感が続いている。

 市場関係者は「世界経済の見通しに不透明感があり、投資家が運用リスクを避ける傾向にある」と話している。