タイ爆弾テロ 死傷者150人に
タイの爆弾テロ事件について警察が逮捕状を取った男を乗せたオートバイタクシーの運転手が、NNNのインタビューに応じた。この運転手の証言などから複数の共犯者の存在が浮上している。
この事件は今月17日、バンコク中心部で爆弾が爆発し、これまでに150人が死傷したもの。
警察は現場にリュックを置いて立ち去った男を実行犯と断定しているが、この男は爆発直後に乗ったオートバイタクシーの運転手に英語が書かれた紙を見せたという。運転手によると、男は何者かと電話でやり取りをしていて、共犯者がいるとみられる。
一方、爆発直前の防犯カメラの映像には、現場に近づいた黄色のシャツの男に座る場所を譲る赤いシャツの男が映っている。この男は、白いシャツの男と2人で黄色シャツの男がリュックをベンチに置いている間隠すような動きをしている。
警察はこの2人も含めて複数の共犯者がいるとみて調べを進めている。