仏行き高速鉄道で発砲 計画的テロと断定
先週、オランダからフランスに向かう高速鉄道の車内で男が発砲した事件で、フランスの検察は25日、男が実弾270発を持っていたことなどを明らかにし、計画的なテロだったと断定した。
この事件は21日、高速鉄道の車内でモロッコ国籍のエルカザニ容疑者(25)が発砲したもので、取りおさえた乗客2人がケガをした。
フランスの検察は25日、エルカザニ容疑者が実弾270発と、びんに入れたガソリンを持っていたことを明らかにした。また、犯行前に列車内でイスラム過激派の動画を見ていたという。検察は、持っていた武器などからエルカザニ容疑者が計画的なテロを企てたと断定し身柄を送検した。