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“アサド政権支援”で米国務長官が露に懸念

2015年9月10日 11:30

 ロシアが、シリアのアサド政権を支援するために兵器を供与し、軍事顧問を派遣していることを巡り、アメリカのケリー国務長官は9日、改めてロシア側に懸念を伝えた。

 ロシアのラブロフ外相と電話で会談したケリー長官は、ロシア軍がシリアで活動していることについて、「事実であれば、さらなる暴力を引き起こす」などと改めて懸念を伝えた。

 これに対し、ロシア側は、過激派組織「イスラム国」を打倒するために、「主な重責を担っているのはシリア軍だ」として、アサド政権を支援する必要性を強調した。