STAP細胞再現できず 海外の研究チーム
STAP細胞の論文不正問題で、アメリカや中国などの研究チームが細胞は再現できなかったとする報告を、24日付のネイチャー誌に発表した。
ネイチャー誌に発表されたのは、アメリカのハーバード大学や、中国、イスラエルなど、7つの研究グループが行ったSTAP細胞の再現実験の結果。報告によると、条件を変えて133回試みたものの、いずれも万能性を持った細胞はできなかったという。
STAP細胞を巡っては、去年、理化学研究所の調査委員会がSTAP細胞はES細胞に由来していたとする最終結果を発表していた。
国際的な科学誌に発表されるのは初めてで、その存在が国際的にも否定されたことになる。