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STAP細胞再現できず 海外の研究チーム

2015年9月24日 12:56
STAP細胞再現できず 海外の研究チーム

 STAP細胞の論文不正問題で、アメリカや中国などの研究チームが細胞は再現できなかったとする報告を、24日付のネイチャー誌に発表した。

 ネイチャー誌に発表されたのは、アメリカのハーバード大学や、中国、イスラエルなど、7つの研究グループが行ったSTAP細胞の再現実験の結果。報告によると、条件を変えて133回試みたものの、いずれも万能性を持った細胞はできなかったという。

 STAP細胞を巡っては、去年、理化学研究所の調査委員会がSTAP細胞はES細胞に由来していたとする最終結果を発表していた。

 国際的な科学誌に発表されるのは初めてで、その存在が国際的にも否定されたことになる。