中国・天津でまた爆発炎上事故 死傷者なし
2か月前に大きな事故があった中国の天津で12日夜、化学物質を保管していた倉庫が爆発、炎上する事故があった。死傷者は出ていないが、安全管理を問う声が高まりそうだ。
中国当局によると、爆発、炎上したのは天津北部の倉庫で、3トンのアルコール、1トンの酢酸など化学物質が保管されていた。火は5時間後に収まり、死傷者は出ていないが、倉庫は化学薬品会社が個人から違法に借りていたということで、警察は会社の代表らから事情を聞くなどして事故の原因を調べている。
天津では、ちょうど2か月前にも化学物質を保管していた倉庫が爆発、炎上し、160人以上が死亡している。再び起きた爆発事故に安全対策を求める声がいっそう強まりそうだ。