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中国のサイバー攻撃、米中合意後も確認

2015年10月20日 14:13
中国のサイバー攻撃、米中合意後も確認

 インターネット上のセキュリティーを監視するアメリカ企業は19日、先月の米中首脳会談で、両政府が企業秘密などを盗み取らないことなどで合意した後も、中国がサイバー攻撃を続けているとの報告書を公表した。

 報告書を公表したアメリカのサイバーセキュリティー会社、クラウドストライク社によると、アメリカの製薬企業などあわせて7社が、中国政府と関連するハッカーによるサイバー攻撃を受けたという。

 攻撃は、米中が企業秘密などを盗み取らないことで合意した米中首脳会談の翌日の先月26日以降も確認され、いずれも阻止されたという。

 これについて、ホワイトハウスのアーネスト報道官は19日、「具体的なコメントはしない」としながらも、「中国の動きを緊密に監視している」と強調した。