日韓防衛相が会談 安保関連法に理解求める
中谷防衛相は20日、ソウルで韓民求国防相と会談し、先月成立した安全保障関連法について理解を求めた。
中谷大臣は20日、日本の防衛相としては4年ぶりに韓国を訪れた。会談で中谷大臣は、先月成立した安全保障関連法について「韓国の領域で自衛隊が活動する場合は、韓国の同意を得る」と説明し、理解を求めた。これに対し、韓民求国防相は、「日本の活動は北東アジアの平和と安定に寄与する方向で進められなければならない」と述べ、自衛隊の活動拡大に伴う懸念を払拭するよう求めた。
また、日本側が求めている軍事情報の共有に向けた協定について、韓国防相は「韓国の国会と国民の支持が必要だ」と述べ、具体的な進展はなかった。