航空会社、露旅客機は「外的な要因で墜落」
エジプト東部に墜落し、乗客・乗員224人が死亡したロシアの旅客機について、航空会社が2日会見し、機体は外的な要因で墜落したとの見方を示した。
会見で航空会社は、墜落した機体が14年前に尻もち事故を起こしていたことを明らかにしたが、その後規定通りの修理を受けており、「墜落には影響していない」と強調した。
そのうえで、墜落直前に機体は数十秒間で約1500メートル降下したものの、操縦士と地上の間で異常事態についての交信はなく、何らかの外的な要因で墜落したとの見方を示した。
一方、プーチン大統領は2日、「何が起きたのか客観的に究明するべき」と述べており、事故とテロの双方の可能性を想定して調査が進められているとみられる。