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米民主党が討論会 候補者がテロ対策を議論

2015年11月15日 20:02

 アメリカ大統領選挙まで1年を切る中、与党・民主党は14日、2回目の討論会を行った。フランス・パリでの同時多発テロをうけ、候補者はテロ対策について議論を交わした。

 討論会では冒頭、同時多発テロの犠牲者に黙とうをささげた。支持率で他の候補を大きく引き離しているクリントン氏は、過激派組織「イスラム国」について、「封じ込めることはできないが、打倒しなくてはならない」と強調した。

 一方で、クリントン氏は、「イスラム国」の台頭はアメリカには大きな責任がないと主張し、イラクやシリアの反体制派を支援することは重要だとしながらも、アメリカ自身の戦いではないとの考えを繰り返した。

 これに対し、支持率でクリントン氏を追うサンダース氏は、イラク戦争が「イスラム国」台頭の引き金になったとして、上院議員時代にイラク戦争を支持したクリントン氏を批判した。