仏空母、臨戦態勢に 対「イスラム国」
フランス政府は22日、過激派組織「イスラム国」への攻撃拡大のため、23日から空母が臨戦態勢に入ることを明らかにした。
これはルドリアン国防相がラジオ番組で明らかにしたもの。地中海に派遣した空母「シャルル・ドゴール」は、23日から臨戦態勢に入るという。
国防相は「『イスラム国』を完全に麻痺させる」ことが目的だとしていて、「イスラム国」が首都と位置づけるラッカなど、シリアの拠点への空爆を強化する狙いがある。
一方、オランド大統領は、24日にアメリカのオバマ大統領と、26日にはロシアのプーチン大統領と相次いで会談する予定で、対「イスラム国」での連携強化を話し合うものとみられる。