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COP21 丸川環境相が現地入り

2015年12月6日 11:49
COP21 丸川環境相が現地入り

 フランスで開かれている地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP21は5日、事務レベルの協議を終え合意文書の草案を採択した。しかし、各国の溝は埋まらず、7日から始まる閣僚級会合で歩み寄れるかが課題となっている。

 採択された草案は48ページに及ぶもの。2020年以降の温室効果ガスの削減策の責任に先進国と途上国にどう差をつけるかなど対立点については選択肢を残し、7日から始まる閣僚級会合に交渉をゆだねる形となった。

 こうした中、日本の丸川環境相も5日、会合が開かれるフランス・パリ郊外に到着した。

 丸川環境相「(先進国と途上国の)差異化であるとか資金の問題と、大きいものが閣僚級の交渉にそのまま引き継がれることになったという印象を持っています。ぎりぎりまでお互いののめるところを探りたいと思います」

 丸川環境相は日本時間6日、中国の代表や国連の潘基文事務総長と会談を行う予定。