COP21新興国「支援を行うのは先進国」
地球温暖化について話し合う国連の会議「COP21」で合意の鍵を握る新興国が8日、記者会見を開き、途上国グループとして合意を目指す姿勢を強調した。
今回のCOPでは、温室効果ガス削減の取り組みについて先進国と途上国とで、どのように差をつけるかが焦点で交渉は山場を迎えている。
中国とインドなど新興国4か国は、共同声明を発表し、途上国グループとして結束して合意を目指す姿勢を示した。
また、途上国支援の負担を負うよう求められていることについて、支援を行うのは先進国であるとする立場を改めて強調した。
9日には暫定的な合意文書が提出される予定だが、途上国の代表格として先進国をけん制した形。