原油相場が大幅続伸 NYダウ156ドル高
15日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、原油相場が大幅に続伸したことを受けて幅広く買われ、ダウ平均株価は前日比156ドル41セント高の1万7524ドル91セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は43.13ポイント上げて4995.36だった。
このところ6年10か月ぶりとなる安値水準で推移していた原油の先物相場は、指標となるWTIが前の日より1バレル1ドル以上値を上げるなど、大幅に続伸。石油関連企業を中心に幅広い銘柄で買い注文が入り、一時250ドル以上値を上げた。
また、15日からFRB(=連邦準備制度理事会)の政策決定会合が行われており、7年ぶりにゼロ金利を解除し「利上げ」に踏み切るかどうかが注目されているが、市場関係者は「会合の結果を受けて、為替や原油価格がどう動くかが今後のポイントになる」と話している。