アメリカ・カリフォルニア州で１４人が殺害された銃乱射テロ事件で、自動小銃を購入して容疑者に提供していた男がテロを支援した容疑で逮捕・訴追された。

　この事件は今月２日、カリフォルニア州サンバーナディーノで銃乱射によるテロがあり１４人が殺害されたもので、サイード・ファルーク容疑者（２８）と妻が警察と銃撃の末に死亡した。

　この事件で犯行に使われた自動小銃２丁を購入し、ファルーク容疑者に提供した友人のエンリケ・マルケス容疑者（２４）が１７日、テロを支援したとして逮捕・訴追された。

　アメリカ司法省によると、マルケス容疑者がテロに加わった証拠はないとしているが、マルケス容疑者は１０年前からファルーク容疑者の友人でイスラム過激派の思想に感化され、２０１１年から１２年にかけてファルーク容疑者と別のテロを計画する中で自動小銃を購入したという。