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銃乱射死者12人は容疑者と同じ自治体職員

2015年12月4日 12:49
銃乱射死者12人は容疑者と同じ自治体職員

 アメリカ・カリフォルニア州で14人が殺害された銃の乱射事件で、警察は容疑者の関係先に大量の爆発物や銃弾などが見つかったことを明らかにした。

 この事件は2日、カリフォルニア州サンバーナディーノで銃の乱射事件があり、14人が死亡、21人がケガをしたもので、サイード・ファルーク容疑者(28)と妻とみられる女が警察との銃撃戦で死亡した。

 警察は3日、会見で、ファルーク容疑者の自宅と逃走車両からパイプ爆弾12個と約6000発の銃弾が見つかったと発表した。

 さらに新たに行われた会見で警察は、乱射事件があったパーティー会場には75人から80人がいて、殺害された14人のうち12人はファルーク容疑者と同じ自治体の職員だったことを明らかにしている。

 NBCテレビは、ファルーク容疑者がイスラム過激派の思想を支持する人物やアメリカ当局の警戒対象になっている人物と連絡を取っていたとみられると伝えているがFBI(=アメリカ連邦捜査局)は、「事件をテロと呼ぶのは時期尚早」と指摘し、事件の全容解明を急いでいる。