米銃乱射は計画的か 死亡の容疑者は男女
アメリカ・カリフォルニア州で14人が死亡した銃の乱射事件で、警察は会見し、容疑者は20代の男女だったことを明らかにした。そして、男の職場のトラブルが犯行につながったとの見方を示した。
警察は会見の中で、当初3人と伝えられていた容疑者について、20代の男女2人だったことを明らかにするとともに、容疑者の男が事件当日、参加していた職場のクリスマスパーティーで突然怒ってその場を去り、事件はその20分後、起きたことを明らかにした。
警察の会見「クリスマスの集まりに参加していた。パーティーを早退し、怒っていたとの情報がある」
この事件では現場から逃走した容疑者2人が警察との銃撃戦の末に死亡しているが、警察は、2人についてサンバーナーディノー郡の職員のサイード・ファルーク容疑者(28)と、婚約者のタシアン・マリーク容疑者(27)と発表した。
ファルーク容疑者はパーティーを去った後、武装したマリーク容疑者とともに戻り、銃を乱射したという。この事件では、14人が死亡、17人がケガをしている。
警察はファルーク容疑者の動機は不明だとしているが、ライフルを所持してパーティーに戻ったり、乱射事件の現場から爆発物とみられるものが見つかったりするなど、事件は計画的だったと見ている。
警察ではファルーク容疑者の自宅を捜索するなどして、事件の全容の解明を進めている。