花火で家1000軒焼ける火災 フィリピン
フィリピンでは新年を祝う花火などによる事故が相次ぎ、年末から年始にかけて380人あまりがケガをした。
フィリピンでは新年のお祝いや厄よけのために花火や爆竹などを使って大きな音を出す習慣がある。しかし、違法に火薬量を増やした花火を使用したり、興奮した人が空に向かって銃を乱射したりするなどし、毎年、事故が相次いでいる。
フィリピン当局によると、この年末年始の間に花火などによる事故で、これまでに384人がケガをしたという。
また、首都マニラ近郊の貧困層が住む地域では、1日未明、花火が原因の火災が発生し、約1000軒の家屋が焼けるなど甚大な被害も出ている。