中東・アラブ首長国連邦のドバイのシンボルである世界一の高層ビル近くで大みそかの先月３１日夜、大規模な火災があった。

　火災があったのはドバイにある世界一高い高層ビル「ブルジュ・ハリファ」近くのビル。ＡＰ通信によると、６３階建てのビルにはホテルと住居が入っていて、２０階部分から出火したという。

　この火災で、心臓発作によって１人が死亡、１４人が軽いケガをしたという。出火原因は分かっていない。

　当時、周辺は新年を祝う花火を見ようと多くの観光客らでにぎわっていた。

　ブルジュ・ハリファなどドバイ各地では、ビルが鎮火されない中で新年を迎え、予定通り花火が打ち上げられた。