中国バス炎上 社会に報復しようと放火
中国西部の寧夏回族自治区で5日、バスが炎上し、17人が死亡した事件で、身柄を拘束された容疑者の男が社会に報復しようとして放火したなどと話していることがわかった。
地元当局によると、事件に関与した疑いで身柄を拘束されたのは寧夏回族自治区に住む33歳の男。調べによると、男は請け負った建設業務でトラブルを起こし、借金を抱えたことに不満を覚え、社会に報復しようとして事件を起こしたということで、放火したことを全面的に認めている。
男は被害にあったバスにガソリンを持って乗車し、ライターで火をつけた上で、運転席の辺りから逃走していたという。当局は事件の詳しい経緯を調べている。