西アフリカでホテルなど襲撃 10人死亡
西アフリカのブルキナファソで15日、外国人も多く利用するホテルなどを武装グループが襲撃、その後、立てこもった。現場は治安部隊に制圧されたが、少なくとも10人が死亡した。
AP通信などによると、ブルキナファソの首都ワガドゥグで15日夜、武装グループがホテルと近くのカフェを襲撃。人質をとって立てこもり、その後、治安部隊と銃撃戦となった。イスラム過激派の掃討作戦で隣国マリに駐留しているフランス軍も作戦に加わり、126人が解放されたが、少なくとも10人が死亡、33人がケガをした。また、武装グループ3人が殺害された。
襲撃に北アフリカを拠点とするイスラム過激派組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」が犯行声明を出している。
襲撃されたホテルは、イスラム過激派の掃討作戦を進めるフランス軍が、時おり利用していたという。