パキスタン北部で自爆テロ 11人死亡
パキスタン北部で19日、警察の検問所を狙った自爆テロがあり、子どもを含む11人が死亡した。パキスタンを拠点にするイスラム過激派組織が犯行声明を出している。
パキスタン当局によると北部ペシャワル近郊で19日、爆発物を積んだオートバイに乗った男が警察の検問所に突っ込み爆発した。この爆発で、幼い子どもを含む11人が死亡、36人がケガをした。
現場は人が多く集まる市場の前に設置された検問所で、事件後、イスラム過激派組織「パキスタン・タリバン運動」が犯行声明を出している。
パキスタン・タリバン運動は2014年12月に学校を襲撃し、150人以上を殺害するなどテロ行為を繰り返している。