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韓国大統領、6か国協議の枠組み見直し言及

2016年1月22日 15:40
韓国大統領、6か国協議の枠組み見直し言及

 韓国の朴槿恵大統領は22日、北朝鮮の核問題を話し合う6か国協議について、実効性に問題があり、北朝鮮を除いた5か国による協議を検討すべきだと述べた。

 これは、北朝鮮の核実験への対応などについて、外務省などから報告を受けた際、語ったもので、朴大統領は、6か国協議の実効性に疑問を呈した。

 朴大統領「(6か国)協議をしても、北朝鮮の非核化に役立たないなら、実効性に問題があると言わざるを得ません」

 6か国協議は、中国が議長国を務め、日本、アメリカ、韓国、ロシアと北朝鮮が参加しているが、2008年を最後に開かれていない。

 朴大統領は、「北朝鮮を除いた5か国で協議を行うことも検討するべきだ」と述べ、枠組みの見直しに言及した。ただ、これに対し、北朝鮮を刺激することを避けたい中国やロシアなどがどう応じるかは不透明。