北朝鮮“ミサイル発射”映像を公開
北朝鮮のテレビは11日、人工衛星と称して長距離弾道ミサイルを発射した際のものとみられる映像を初めて放送した。
これは日本時間11日午前10時ごろ、朝鮮中央テレビで放送された、ミサイル発射した際のものとみられる映像には、金正恩第1書記が東倉里の管制施設を訪れていて、人工衛星と称するミサイルを発射したとする様子が映し出された。
韓国のテレビ局も相次いでこの映像を放送しており、今回の映像がミサイル発射の際の映像だとしている。
北朝鮮は7日午前、人工衛星と称して長距離弾道ミサイルを発射した。ミサイル本体には「光明星」と書かれている。このミサイルについて中谷防衛相は、発射後に5つに分離したと発表している。
前回の2012年の発射と比べて落下までの時間が早くなっていることから、より長距離の弾道ミサイルであったとの分析がおこなわれている。射程について、韓国国防省は9日、「1万2000キロと推定される」としている。