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警戒感…米が北朝鮮軍事に関する報告書公表

2016年2月13日 21:32

 アメリカ国防総省は12日、北朝鮮の軍事に関する報告書を公表した。潜水艦から発射される弾道ミサイルについて初めて言及し、警戒感を示している。

 報告書はまず、核兵器や長距離弾道ミサイルの開発など、北朝鮮による挑発的行動について、アメリカや世界にとっての「深刻な脅威だ」と位置づけている。具体的な装備については、北朝鮮が去年「発射に成功した」と発表した潜水艦発射型弾道ミサイルを少なくとも1発保有していると見ていて、「近隣の国を威圧する新たな手段を見いだそうとしている」と警戒感を示した。

 国防総省はこうした状況を踏まえ、特に日本と韓国を含む国際社会との緊密な連携で北朝鮮の脅威に対応していくと強調している。