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首相「実際は弾道ミサイル」北に中止求める

2016年2月3日 11:19
首相「実際は弾道ミサイル」北に中止求める

 北朝鮮が、今月8日~25日に人工衛星を打ち上げる計画があると、国際機関に通告していたことがわかった。これについて、安倍首相は3日、「実際は弾道ミサイルの発射を意味するものだ」として北朝鮮に発射中止を求める考えを示した。

 安倍首相「これは、実際は弾道ミサイルの発射を意味するものであります。明白な安保理決議違反であり、我が国の安全保障上の重大な挑発行為であります。米国や韓国等関係国と連携し、北朝鮮が発射を行わないよう強く自制を求めてまいります」

 安倍首相は3日昼に国家安全保障会議を開いて対応を協議する方針を示した。

 また、中谷防衛相は3日朝、北朝鮮が日本の南西諸島の上空を通過する経路で発射すると通告したことを明らかにした。防衛省では、東京都の防衛省などに配備している地上型迎撃ミサイル・PAC3を沖縄県の石垣島や宮古島にも展開する方向で検討している。PAC3は最近では2012年と2013年に配備されたが、迎撃発射はなかった。