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オバマ大統領 シリア停戦前に自制呼びかけ

2016年2月26日 18:34

 内戦の続くシリアでの今月27日からの停戦に向け、アメリカのオバマ大統領が全ての当事者に対し、空爆を含む攻撃をやめるよう呼びかけた。

 シリアでは、アメリカとロシアが呼びかけた今月27日からの停戦に対し、アサド政権側が協力する意思を示しており、反体制派の主要組織も2週間に限って同意する意向を示している。

 こうした中、アメリカのオバマ大統領は25日、改めて全ての当事者の自制を求めた。

 オバマ大統領「全ての当事者が、停戦の一環として空爆を含めた攻撃をやめる必要があるということだ」

 オバマ大統領はまた、停戦の実効性について、「アサド政権とロシアが義務を果たすかどうかにかかっている」と述べ、「対テロ」を名目に反体制派への攻撃を続けないようクギを刺した。その上で、「この数日は非常に重要であり、世界が注目している」と強調した。