北制裁決議採択 反発で“ミサイル”発射か
国連の安全保障理事会は2日、核実験などを行った北朝鮮への制裁決議を全会一致で採択した。一方、北朝鮮は、その反発か、短距離の発射体を発射した。
決議は、北朝鮮への航空燃料の輸出を禁止するほか、石炭など北朝鮮からの鉱物資源の輸入を原則禁止とし、さらに、北朝鮮に出入りする全ての貨物の検査を義務づけるなど厳しい内容。
一方、北朝鮮は3日、短距離ミサイルなどとみられる発射体6発を日本海に向けて発射した。決議への反発とみられる。
平壌市民「長年アメリカの制裁下で暮らした。いかなる制裁も通じない。今後も我々の独自の力で強盛国家をつくっていく」
7日からはアメリカと韓国の合同軍事演習が行われる予定で、さらなる反発が予想される。