米の原子力空母が韓国に入港 合同軍事演習
アメリカと韓国の合同軍事演習に北朝鮮が反発する中、演習に参加するため、13日、韓国にアメリカ軍の原子力空母が入港した。
アメリカの原子力空母ジョン・ステニスは13日正午、韓国南部・釜山の韓国軍の基地に入港した。F-18戦闘機など航空機72機を搭載していて、アメリカと韓国が現在行っている過去最大規模の合同軍事演習に参加する予定。
南シナ海での警戒などにあたっていたステニスの韓国への派遣には、韓国軍との連携を強調し、挑発を繰り返す北朝鮮をけん制する狙いがある。
在韓アメリカ海軍・バーン司令官は、「空母ステニスとその戦闘機部隊の参加には、地域での挑発を抑える狙いがある」と述べた。
演習は今月7日から行われているが、北朝鮮は連日のように反発する声明を出していて、今後さらに対決姿勢を強めると見られる。