5州で予備選 共和党はトランプ氏優勢か
アメリカ大統領選各党の候補者選びは15日、大票田のフロリダ州など5つの州で予備選挙が行われる。事前の調査では、共和党では不動産王トランプ氏が優勢。
このうちフロリダ州やオハイオ州は、指名に向けた「ポイント」に当たる「代議員」を勝者が総取りするしくみで、その数も多いため、トランプ氏が勝てば指名獲得をほぼ確実にするとの見方もでている。
事前の調査では、トランプ氏はフロリダで地元選出のルビオ上院議員を大きくリードしているが、オハイオ州はケーシック知事と接戦。トランプ氏の集会の周辺では差別的な言動に抗議する人と支持者の小競り合いが相次いでいる。トランプ氏は「自分は平和を愛している」と述べているが、結果にどう影響するかも焦点。
一方、民主党は、クリントン前国務長官が5つの州全てでサンダース上院議員をリードしている。