雇用が争点…ミシガン州などトランプ氏優勢
アメリカ大統領選挙の候補者選びは8日、民主党・共和党合わせて4州で行われている。事前の世論調査では、民主党はクリントン前国務長官、共和党は不動産王・トランプ氏が優勢。
予備選挙が行われる4州のうち、自動車が主要な産業であるミシガン州や、貧困層の多いミシシッピ州では雇用問題が争点の一つ。投票を前にトランプ氏は、海外に奪われている雇用を守ると強調した。
トランプ氏「フォードの工場がメキシコに移転する。他のメーカーも移転を決め、1400人の雇用が失われる。私がこれを阻止する」
事前の世論調査が行われている3州で、トランプ氏が他の候補を大きくリードしている。
一方、民主党のクリントン氏は投票当日もミシガン州を訪れ、支持を訴えた。クリントン氏は、予備選挙が行われている2州でいずれもサンダース上院議員に大きく差をつけている。