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ロシアで旅客機墜落“テロの可能性は低い”

2016年3月20日 1:13
ロシアで旅客機墜落“テロの可能性は低い”

 ロシア南部の空港で旅客機が着陸に失敗し、62人が死亡した事故で、地元メディアはテロの可能性は低いとの見方を伝えている。

 ロシア非常事態省によると、南部のロストフナドヌの空港で19日、アラブ首長国連邦の航空会社「フライドバイ」の旅客機が着陸に失敗して墜落し、乗客乗員62人全員が死亡した。

 当時、空港周辺では強い風が吹いていて、旅客機は1度で着陸できずに上空で待機した後、着陸をやり直した際に、滑走路に激突したという。

 インタファクス通信は、ロシア当局関係者の話として、「テロの可能性は検討されていない。悪天候や技術的な問題の可能性が高い」などと伝えている。

 現場からは、フライトレコーダーとボイスレコーダーが回収されていて、捜査当局が分析を急いでいる。