北朝鮮、元山一帯から飛翔体1発を発射
北朝鮮は29日夕方、短距離ミサイルか新型ロケット砲とみられる飛翔体1発を発射した。
韓国軍によると、北朝鮮は29日午後5時40分ごろ、短距離の飛翔体1発を、東側の元山一帯から北東方向に発射した。飛翔体は約200キロ飛び、北朝鮮の内陸部に落ちたという。韓国軍関係者は、発射されたのは、飛行距離から短距離ミサイルか新型のロケット砲とみて分析している。
北朝鮮は今月10日にはスカッドとみられる短距離弾道ミサイルを、18日にはノドンとみられる中距離弾道ミサイルを発射。また、21日には新型のロケット砲とみられる飛翔体を発射している。
北朝鮮としては、米韓軍事演習に反発するとともに、31日にアメリカで行われる核セキュリティーサミットをけん制する狙いもありそうだ。