核セキュリティサミット開幕
50か国以上の首脳が集まり、核を使ったテロの防止策などについて話し合う「核セキュリティサミット」がアメリカ・ワシントンで行われている。
「核兵器のない世界」を掲げたオバマ大統領の提唱で2010年に始まったこのサミットは、核の拡散やテロでの使用を防ぐ対策などが主な議題で、4回目となる今回が最後の開催となる。
ベルギーでは先月、テロ事件の容疑者らが原発へのテロを計画していた可能性が報じられるなど、危機感が強まっていて、こうした状況を背景に、過激派組織「イスラム国」への対策を話し合う特別会議も行われる。
日本時間2日未明にはテロ組織などによる核物質の入手を阻止するための行動計画などを盛りこんだ合意文書「コミュニケ」が採択される。