英医師、150人超にドーピングか 英報道
イギリスメディアは3日、サッカーリーグのプレミアリーグの選手など150人以上のアスリートにドーピングしたとする医者の証言を報じた。
イギリスの新聞「サンデー・タイムズ」は3日、ロンドンの38歳の医師が、プレミアリーグの「レスター」や「アーセナル」に所属する選手や、テニスの選手など150人以上のアスリートに対し、6年間にわたってドーピングしたとする証言を報じた。
医者が投与していたのは、ステロイドや成長ホルモンといった禁止薬物だったという。また、イギリスの反ドーピング機関は2年前にこの医師がドーピングに関与しているという情報をつかみながら、不正行為を止められなかったとしていて、イギリス政府が改めてこの機関に調査するよう命じたとも伝えている。
サンデー・タイムズは、この医師の証言が正しいかどうか調査されるまで、選手の名前を公表しないとしている。
また、プレミアリーグのサッカー選手がドーピング問題にさらされるのは初めてだという。
今回疑惑が報じられた「レスター」は、現在、プレミアリーグ首位で、日本代表の岡崎慎司選手が所属している。