ロシア南部で１１日、男３人が警察署を襲撃し、このうち１人が自爆した。住民や警察官などに死者は出ていない。

　地元の捜査当局によると、ロシア南部のスタブロポリ地方で１１日、男３人が警察署に侵入し、このうち２人は警察官に射殺されたが、残る１人が警察署近くで自爆した。警察署や周辺の車が壊れたものの、住民や警察官など死者は出ていないという。これまでのところ、３人の身元は確認されていない。

　スタブロポリ地方に近いダゲスタンでは、先月、イスラム過激派によるとみられる警察を狙った爆破テロで警察官１人が死亡し、「イスラム国」を名乗る組織が犯行声明を出している。