アメリカ大統領選挙の候補者選びはニューヨーク州の予備選挙がまもなく始まる。民主党、共和党それぞれの支持率トップの候補はいずれもニューヨークが地元で、訴えにも力が入っている。

　民主党のクリントン前国務長官は１８日、２度上院議員に選ばれた地元・ニューヨークで支持を呼びかけた。

　クリントン前国務長官「ニューヨークはずっと私の味方だったし、私もニューヨークの味方です。大統領に選ばれれば、またこの街のために頑張ります」

　クリントン前国務長官は、７連勝中のサンダース上院議員にニューヨークでも激しく追い上げられている。

　一方、共和党のトランプ氏は、アジア系や黒人の団体に支持を訴えた。失言が相次ぎ、勢いに陰りも見えたが、地元ニューヨークでは他の候補を大きくリードしている。


　＜民主党支持率（ニューヨーク州）＞
　クリントン氏……５３．１％
　サンダース氏…４１．４％
※リアル・クリア・ポリティクスまとめ

＜共和党支持率（ニューヨーク州）＞
　トランプ氏……５３．１％
　ケーシック氏…２２．８％
　クルーズ氏……１８．１％
※リアル・クリア・ポリティクスまとめ