ロシア 対ドイツ戦勝記念軍事パレード
ロシアで9日、第2次大戦でドイツに勝利したことを記念する軍事パレードが行われた。プーチン大統領は演説で、愛国主義を強調した。
モスクワの中心部「赤の広場」で開かれたパレードには、ロシア軍兵士1万人以上が行進をしたほか、最新の戦闘機や軍用車両などが登場した。
プーチン大統領は、「結束と祖国への献身が、我々の力だ」と述べ、愛国主義を強調した。一方、テロ対策について、同盟関係にこだわらずにロシアが主導していく姿勢を示した。
プーチン大統領「現在、文明はもう一度、残酷さと暴力に直面している。テロがグローバルな脅威になっている。我々には、この悪を倒す義務がある」
プーチン大統領の発言には、ヨーロッパなど各国と同盟を結んでいるアメリカをけん制する狙いもあるものとみられる。