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シリア西部で自爆テロ相次ぎ100人超死亡

2016年5月23日 19:46

 シリア西部の地中海沿いで23日、自爆テロが相次ぎ、計100人以上が死亡した。過激派組織「イスラム国」系のメディアは戦闘員の犯行だと伝えた。

 シリア人権監視団によると、地中海沿いの港湾都市タルトゥースで23日、3件のテロが相次ぎ、少なくとも48人が死亡した。タルトゥースはロシア海軍の拠点があるが、大規模なテロ事件が起きるのは異例のこと。また同じ日、タルトゥース北方のジャブラでも4件の爆発が相次ぎ、少なくとも53人が死亡、死者の数は計100人を超えた。

 これら地中海沿いの西部一帯はアサド政権の支配地域だが、「イスラム国」系の通信社は戦闘員による犯行だと伝えた。