シリアとイエメンで連続テロ180人超死亡
シリアとイエメンで23日、爆弾テロが相次ぎ、計180人以上が死亡した。いずれも過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。
イギリスに拠点を置くシリア人権監視団によると、シリアの地中海沿いの港湾都市、タルトゥースとジャブラで23日、計7件のテロが相次ぎ、少なくとも145人が死亡した。タルトゥースは、ロシア海軍の拠点があるが、大規模なテロ事件が起きるのは異例。
地中海沿いの西部一帯はアサド政権の支配地域で、事件後「イスラム国」が犯行声明を出した。
一方、イエメン南部のアデンでも23日、軍の施設を狙った自爆テロがあり、ロイター通信によると少なくとも40人が死亡した。この事件についても「イスラム国」が犯行声明を出している。