オバマ大統領の広島訪問はアメリカ国内でも大きな関心が寄せられた。

　市民「広島に行って全てを見た初の大統領だ。称賛しなければ」　

　アメリカの主要メディアも、大きく伝えた。

　ＭＳＮＢＣ「オバマ大統領は２人の被爆者と感動的な対面を果たしました」

　ニューヨークタイムズ紙は、「大統領はスピーチで正式で重要な時にだけ見られるゆっくりとして考えられた抑揚で話した」とスピーチの重みに触れた。

　またワシントンポスト紙は、「第二次世界大戦後に日米両国が敵から同盟国へと変化したことの象徴だ」と記した。

　オバマ大統領にとってはアメリカの国内世論を見極めた上での訪問だったが、原爆投下の是非に触れなかったこともあり、前向きな受け止め方が大勢。