露女子重量挙げ 北京メダリスト2人が陽性
北京オリンピックのドーピング再検査で、ロシアの選手14人が陽性反応を示した問題で、現地メディアは7日、メダリスト2人が予備検体を使った検査でも陽性だったと報じた。
ロシアのタス通信によると、陽性反応を示したのは、北京オリンピック女子重量挙げの銀メダリスト、シャイノワ選手と、同じく銅メダリストのエフシュキナ選手。2人は、筋肉増強剤の陽性反応を示したという。
IOC(=国際オリンピック委員会)は、北京オリンピックのドーピング検査で採取した検体を再度詳しく調べていて、最初の検査では、ロシアの選手14人が陽性反応を示した。そのため、現在、予備の検査を使った確認の検査を進めていて、2人はこの検査で陽性だったとみられる。
シャイノワ選手のコーチは、タス通信の取材に対して、「メダルをはく奪されるだろう」と話している。