「ヌスラ戦線」解放 スペイン人が証言
シリアでジャーナリストの安田純平さんを拘束しているとみられる武装組織に拘束、解放されたスペイン人が16日、NNNの取材に応え、「過激派組織『イスラム国』に売り飛ばすと脅されていた」などと証言した。
ジャーナリストのアンヘル・サストレさんは去年7月、シリアで取材中に武装組織「ヌスラ戦線」に同僚2人とともに拘束され、先月、解放された。
サストレさん「灯油の暖房がありました。あとベッドマット2つとテレビです。(脅されるのは)いつもでした。『政府は交渉していない』『お前たちを殺す』『売り払う』と。(Q誰に売ると言われた?)『イスラム国』です」
サストレさんらは空爆を避けるために場所を転々と移動させられ、危害を加えられることはなかったという。
サストレさん「彼らにとって人質は宝物。『白い鶏肉』と呼ばれ大事にされた」
ヌスラ戦線は日本人ジャーナリストの安田純平さんを拘束しているとみられ、先月には、安田さんの画像を公開している。