EU離脱か残留か?最大規模のテレビ討論会
イギリスがEU(=ヨーロッパ連合)からの離脱の賛否を問う国民投票が23日に迫る中、21日、ロンドンで約6000人が参加したこれまでで最大規模のテレビ討論会が開かれ、離脱派と残留派が直接対決した。
討論会には、離脱派からはジョンソン・前ロンドン市長らが、残留派からはカーン・ロンドン市長らが参加し、経済や移民などをテーマに論戦を繰り広げた。
離脱派・ジョンソン前市長「(移民流入を)コントロールするには、23日に『EU離脱』に投票するしかない」
残留派・カーン市長「移民に関する離脱派のキャンペーンは、憎しみをあおっている」
BBCの記者は討論について、「残留派から、これまでにない情熱を感じたが、離脱派の方が感情に訴えかけるものだった」と評価している。