トルコの空港で自爆テロ 死者40人超に
トルコの最大都市・イスタンブールの国際空港で28日、自爆テロがあり、41人が死亡、239人がケガをした。ユルドゥルム首相は過激派組織「イスラム国」による犯行の可能性があると指摘した。
爆発は、現地時間28日午後9時半ごろ、国際線ターミナルの入り口など3か所で起きた。これまでに少なくとも41人が死亡、239人がケガをした。現地の日本総領事館によると、これまでに日本人が巻き込まれたとの情報はない。
現場にいた人「複数の犯人が一方から撃ち、みな一斉に逃げたところ爆発が起きた。さらに逃げたところを銃撃された」
ユルドゥルム首相は、自爆犯は3人で、銃を乱射したあと自爆したとの見方を明らかにしたが、ほかにも逃走中の犯人がいる可能性があるという。
トルコ・ユルドゥルム首相「治安当局の捜査によると、『イスラム国』によるテロの可能性がある」
これまでのところ、過激派組織「イスラム国」による犯行声明などはでておらず、当局は引き続き調査を進めている。