FBIがクリントン氏を“事情聴取”
アメリカ大統領選挙で民主党の事実上の候補となったクリントン前国務長官が、在任中に私用のEメールを公務に使っていた問題で、FBI(=連邦捜査局)の事情聴取を受けたことがわかった。
クリントン氏は2日の朝、約3時間半にわたりFBIの本部で聴取を受けた。その内容は明らかにされず、捜査中であることを理由に本人はコメントしないという。陣営の声明では「クリントン氏は、問題解決のために司法省を支援することができ、満足している」としている。問題のメールには機密情報が含まれていたが、クリントン氏側は「当時は機密指定されていなかった」としている。
大統領候補に正式指名される今月下旬の民主党大会を控え、FBIの判断が焦点となる。