バングラ中部で爆発 2人死亡、13人ケガ
日本人7人が犠牲となった人質テロ事件が起きたバングラデシュで7日午前、爆発があり、少なくとも2人が死亡、13人がケガをした。
地元メディアによると、爆発があったのは中部のキショルゴンズで、7日午前10時前、イスラム教の断食明けのお祈りが行われていたところ、爆弾が爆発し、少なくとも2人が死亡、13人がケガをした。参加者の荷物検査を行っていた警察官に対して、6、7人の若者のグループが刃物で襲いかかり、爆弾を爆発させたという。
その後、警官隊との間で数時間にわたり銃撃戦が発生、警察はこれまでに容疑者2人を拘束した。犯行の動機はまだ分かっていないが、インドのメディアは、現場にいたイスラム教の指導者の1人がイスラム教の名をかたったテロを非難する署名活動を行っていたため、標的となったと伝えている。
現場では当時、バングラデシュで最大の断食明けのお祈りが行われ、30万人から40万人のイスラム教徒が集まっていたという。