デモ隊が押し寄せ聖火が消される ブラジル
ブラジル・リオデジャネイロ州で、オリンピックの聖火リレーにデモ隊が押し寄せ、聖火が消される事態となった。
聖火は27日にリオデジャネイロ州に入った。しかし地元メディアによると、西部のアングラドスレイス市で、公務員の給料未払いや病院の閉鎖などに抗議するデモ隊の一部が聖火リレーを先導する車両に石を投げるなど暴徒化。聖火が消される事態が起きた。警察が催涙ガスなどで鎮圧したが、子ども1人が巻き込まれケガをしたという。このため聖火リレーは一時中断され、ルートを変更して再開された。
聖火はこれまでにブラジル国内の20州でデモの標的にされているということで、治安当局は聖火リレーの警備体制を見直すと発表した。