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選手村で性的暴行 モロッコ代表選手を拘束

2016年8月6日 14:04

 リオデジャネイロオリンピックでモロッコ代表のボクシング選手が、リオの選手村で清掃員の女性2人に性的暴行を加えたとして、開会式当日に身柄を拘束された。

 身柄拘束されたのは、ボクシング男子ライトヘビー級のモロッコ代表、ハッサン・サーダ選手(22)。AP通信によると、サーダ選手は3日、選手村で清掃員の女性2人を自分の部屋に呼び込み、胸などを触った疑いがもたれていて、開会式が行われた5日に身柄を拘束された。

 サーダ選手は6日にトルコ代表選手との試合が予定されているが、警察は身柄を15日間勾留する方針で、出場できない可能性が出ている。サーダ選手は、去年、アフリカ選手権で3位、世界選手権で9位になっている。